2021年2月25日木曜日

 

「トイレに行きたくなったら、先生に言えばいいんだ」

期待と不安の春

          &

        3月のお知らせ

 

 

4月の陽気もあれば真冬の寒さが戻って…三寒四温のこの頃、体調管理が難しいですね。

皆様にはいかがお過ごしでしょうか?

 

もうすぐ卒園、卒業、入園、入学の季節です。

期待と不安の入り混じった心で過ごしている子どもは多いのではないでしょうか。

 

・見知らぬ園児が突然、「もうすぐ小学校に行くんだよ!お勉強中トイレに行きたくなったら、先生に言えばいいんだって!」と話しかけてきたことがあります。

「授業中トイレに行きたくなったらどうしよう!」とずっと不安だったようです。

誰かに「先生に言えばいいのだ」と教えてもらって安心したのでしょう。 

・入園ほやほやの子どもがお母さんと手をつないでの登園時、通りかかった公園に入ろうとしました。「これから保育園だからダメよ」と諭され諦めます。保育園玄関で迎えてくれた保育士に抱っこされ、泣きながら「夕方お迎えに来るからね」というお母さんと別れます。

必ず迎えに来てくれるという安心が、

       不安とあきらめの気持ちを慰め支えてくれるのでしょう 

わからないことがいっぱいの新しい環境は、誰にとっても不安です。

子どもが安心できるよう心がけてやりましょう。

「ダメ」という言葉は、敏感になっている子どもにはなるべく避けたいもの。

「公園で遊びたいのね。今度のお休みの日に遊びに来ようね。」など、望ましいのは子どもの気持ちをくみ取った声かけです。 

しかし、このブログを読んで「そうしなきゃダメ!」と思い込む必要はないのです。

わかっていてもできないことが多いのが人間です。

後で「しまった!」と気づくだけでも十分なのだと思います。

気づきを重ねてこそ、私たちは成長していくのだと思っています。 

『完璧な親なんていない』(カナダの親プログラムより)は、慰めになりますね。 

さあ、ゆっくり深呼吸して体を伸ばし、春を迎えましょう。

 

庭に小さな黄色い花を見つけました

消えてしまったと思っていた福寿草が、何年か経って突然芽を出したのです!

子どもの頃の思い出の景色の一つに、冬の陽ざしの中、群れて黄色く咲く福寿草があります。母が長年かけて大事に増やしていたのです。実家を建て替える際、兄が株分けしてくれました。それがいつしか我が庭から消えてしまいました。さみしかったです。 

コロナ禍の折、地面から突如湧き出たかのような自然の力は、何ともたくましい。

驚き、喜び、懐かしさがこみ上げてきました。母に守られ、励まされる思いです。 

かなり小ぶりの福寿草に「このまま上手く育ってほしい!」と心から祈りますが、

肥料をやりすぎたり、いじりすぎて、その命を損ねてしまうのではと心配です。

大事にしすぎるのも、放って置きすぎるのもよくないですね。

様子を伺いながら、程よい、良い加減のお世話が、これからの私の課題になりそうです。できるかなぁ? 子育てにも通じますね。生き物だから。

 

*鬼滅の刃ふう「おちつきのこきゅう」カード、

マスコットキャラが好評です!!*

 

 ・お兄ちゃんが「おちつきのこきゅう」って、時々つぶやいている。

 ・「ボクは、ゆっくり『ふ~っ』のこきゅうちゃんが好き」

 ・「ランドセルに付けていると、みんなが『欲しい』っていうよ」

 ・「親向けに、腹式呼吸の説明カードがあるので、わかりやすく、子どもに勧めよう と思う」

 ・「うちの子だけではなく、クラス、学校の子どもたちに配ってほしい」

 ・「これ、すごい!本当にすご~い」とじっと見入ってくださった親御さん。 

というわけで急いで増刷、市内の小中学生に配布することにしました。 

国立成育医療研究センターの調査によると小学生の15%以上、中学生の24%以上、高校生の30%以上に中程度以上のうつ症状がみられ、「通常の災害に比べコロナの影響は非常に長く続いている」と報告されました。

また女子高生の自殺は過去最多となったそうです。

 

 親と子の寺子屋ふれあい自遊塾は小さな団体ですが、子どもの健やかな心と豊かな

人間関係の基礎を身につけてほしいと願っています。

活動趣旨を理解し、応援してくれる組織があることは本当にうれしく感謝です。 

 

*3月の活動はお休みです*

ゲーム貸し出しをご希望の方は、

HPお問い合わせからご連絡ください。  

*4月から活動を予定しています。

  

0 件のコメント:

コメントを投稿