2018年3月27日火曜日

4月の予定&春ですね。

桜の便りに心浮きたつ頃となりました。お元気ですか?

入学、進級、転勤など環境の変化が多い時期ですが、
どのような春をお迎えでしょうか?

花々のエネルギーに誘われて園芸店に立ち寄り、淡いピンクのマーガレットと濃い紫のスミレの鉢を買いました。

オードリー・ヘップバーンは白いマーガレットが好きだったというのを思い出しましたが白がなくて残念!
道端のちょっとした地面から芽を出し可憐に咲くスミレには以前から惹かれていました。
どこかから種が飛んできたのでしょう。園芸店で見つけて嬉しかったです。
庭のあちこちに増えていったらと楽しいイメージがわいてきます。

 そよそよと風に揺れるマーガレット、可憐でたくましいスミレを見ると幸せを感じます。
こういう小さな変化が日々の生活を彩ってくれるのだなあと思います。

小さな草に大きな根っこが。。。

花を植えるついでに、気まぐれ?でちょっとだけ草を抜きました。
たくましく育った雑草に埋もれて生える小さな草を引き抜くと細かな根っこがびっしりついてきます。
まだ頼りなげな根っこだけれど、地面に出ている部分とほぼ同じ大きさかそれ以上なのに気づきました。
地表からは見えないこの細い根っこが懸命に養分を吸い上げ命を支えている、成長の源なのだと思ったら感慨深くなってしまいました。

ヒトも生き物と

 植物と重なって思えることがよくあります。
幹や葉はヒトでいえば見えてわかりやすい容姿や能力といえるでしょう。
そうしたら根っこは心ですね。
私たちだれもが風雪に耐える根っこを持って生きている。
そう思うと自分の中にある根っこがいとおしく、大事にしてやりたくなりますね。

そう、ふれあい自遊塾のキャッチフレーズ

「見えないからこそ大事にしたい、心の根っこ」

はお母さんたちのご意見がもとになっています。

さて、4月の予定です。
ご参加お待ちしております。

【ぷらっと】4月7日(土)11:30~15:30 ひらつか西海岸デポー
ひらつか西海岸デポーの場所はこちらから 

 出入り自由、買い物がてら遊びに来てくださいね。
 元気そうに見えても新しい環境は不安を感じやすいもの。
 親子のいい時間で心をリラックスさせてやりましょう。
 子どもにとっては遊びたいから遊ぶだけでいいのです。     
 
【こゆるぎ】4月15日(日)10:30~12:00 崇善公民館
 第7期のお子さんたちは男児ばかりのグループとなりました。
思いがけず久しぶりに腕相撲をしてしまいました。何年ぶりでしょう!
子どもたちからアイディアをもらっています。

第8期グループ募集中です。
お申し込みはこちらから

【ふれあい】4月15日(日)13:30~15:00崇善公民館

昨年6月から始まった『子育てに生かすマインドフルネス講座』『親と子どものためのこころ講座』として継続されおかげさまで9回を終えることができました。
至らないこと多かったと思いますが関心あるテーマにご参加くださった方々、そして最後までお付き合いくださった方々ありがとうございました。
「来年度はないのですか?」というお声をいただき嬉しい限りです。

来年度は、より経験豊富な臨床心理士の先生をお招きした講座を企画しています。
これから一緒に活動してくださるお仲間が増えたらいいなと思っています。
ぜひご参加くださいね。

2018年3月2日金曜日

オリンピック&3月の予定

オリンピックが終わりました。
メダルを目指して厳しく自分を鍛えてきた選手たちの姿に感動の日々でした。

「やるべきことはやった」
「皆さんの支えがあって」
「いいときも悪いときも認めてくれた」
「最後は自分を信じた」
「先に妹がオリンピック選手に選ばれ、嫉妬と傷ついたプライドで届いたユニホームを燃やしてやろうと思った」
といった選手たちの言葉が胸に響きます。
勝敗をかけて競技に臨み、勝敗を超える豊かな心の体験をした選手たちの人生ドラマは、私たちの心を揺るがしました。
TVを見て励まされた人も多いことでしょう。

金メダルをとった選手が、涙する監督の姿に
「監督が心動かしてくれることが嬉しい」
と語ったのも印象的でした。
自分のことで心を動かしてくれる人がいるのはとても嬉しいですね。

心が動くということについてもう一つ、最近の新聞記事をご紹介したくなっています。

iPS細胞でノーベル賞受賞された山中伸弥さんは、何度も研究テーマが変わったことで「一貫性がない」と批判を受け悩まれたそうです。
迷いが晴れたのは、ノーベル賞受賞では先輩の利根川進博士の「誰がそんなことを言った。面白ければそれでいいじゃないか」の一言。
それで当時名前もなかったiPS細胞の研究に打ち込んだということです。
研究テーマの変遷は研究を続ける中で『面白い』と感じることに取り組んできた結果であり、周りからは一貫性がないようではあっても、ご自分の中ではストーリーがあるというわけです。

私たちもささやかな日常の中で、心が「面白い」
「楽しい」
「気持ちがいい」
と感じるとき、感じることを大事にしたいと思うのです。
それは「わっはっは」と声をあげて笑うおかしさではなく、心に響き味わう面白さ、楽しさです。競技を振り返ったオリンピック選手たちが「楽しかった」というのも心が揺さぶられる楽しさを味わったのだろうと思っています。

これまで自分が
「面白い」
「楽しい」
「気持ちがいい」
と感じたことはどんなことですか?
ちょっと元気がないとき、行き詰って先が見えないと感じるときなど、今の自分を気分よくしてやりましょう。
散歩して風にあたる、おいしいお茶を飲む、日向ぼっこする、引き出し一つを整理するだっていいのです。
洗濯物を干して背伸びするのもいいかも。
「今、気持ちいい!」と意識するとより気持ちよくなるでしょう。
心がちょっと動き幸せの瞬間を実感できますよ。

ブログが長くなりました。
ご自分もだけれどお子さんも
「面白い」
「楽しい」
「気持ちがいい」
ときを味わう機会を多くしてやりたいと思います。
子どもは育つ力を持っています。
機会が多ければ多いほどその力は大きくなるからです。


短い時間で、遊びのエッセンスを体験できるのがボードゲームです。
先月のブログでご紹介した名古屋大学の有田隆也教授は、「ゲームの持つ力を心から信じている」とおっしゃいます。
私も信じている一人です。

さて、3月の予定です。

 【ぷらっと】3月10日(土)11:30~15:30ひらつか西海岸デポー       
   つい最近のNHKテレビでもカフェ、お寺、介護施設でのゲーム風景が紹介されていました。ブームですね。出入り自由、買い物がてら遊びに来てくださいね。  


 【こゆるぎ】3月18日(日)10:30~12:00崇善公民館


 【ふれあい】3月18日(日)13:30~15:00崇善公民館

3月16日(金)10:00~12:00
ひらつか市民活動センター研修室 保育付き
親と子どものためのこころ講座
 3月のテーマ『私自身を楽しむ』 後援:平塚市教育委員会
 6月から始まった講座のいよいよ最終回です。
自分を信じ大事に思える講座にしたいと思っています。ぜひご参加ください。