夏休み気分とオラフとひまわり
＆
８月のお知らせ
暑さが吹っ飛ぶほどのコロナ感染拡大です。夏休みの予定を変更せざるをえないご家庭も多いのではないでしょうか？
感染拡大をはじめTVで繰り返し放映されるニュースは、いつの間にかじんわりと子どもの不安緊張を大きくするのではと気になります。
一方、早起きして犬の散歩楽しむ親子、夕方人気のない公園でキャッチボールする親子に、いつも通りの夏休みを感じて心が和みます。
不安緊張を抱えながらも、当たり前の日常場面があるってありがたいことですね。
いかがお過ごしでしょうか？
＊小袋チップスに満足の夏休み気分
朝食時「今日のおやつはこれを皆で食べようね。」と、Aちゃんが手にしたのは、前日スーパーで見つけて選んだちょっとレアな小袋のチップス。
３時になると「集まって！」とパパとママにテーブルにつくよう呼び出しました。それぞれの小皿に丁寧に配る表情は得意げでちょっぴり威厳も感じられたとか。
小袋ゆえに一人分は少量。親にとってはどうということのないひとときではあったということですが、Aちゃんが楽しみに思い描いていた『夏休みのおやつタイム』が実現されたようです。絵日記になりそうな一日ですね。
子どもが望む夏休みは、案外こんな小さな場面にもあるのかもしれません。
お出かけままならない夏休みですが、子ども自身が望むことに目を向けて一緒に楽しんではみるのはいかがでしょう。
その際は、子どもにリードさせるのがよさそう、自主性を育むポイントです。
＊「オラフ、パパは好きだと思うよ」
雪の女王シリーズのバンドエイドを買ってもらったBちゃん（３才）、大好きの『エルサ』ばかり使ってしまい、残るはオラフ。新しい箱を開けてほしくてたまりません。
しかしママは、「オラフを使ってから」と言います。
そこでBちゃん、「オラフはパパが使うんじゃない？」
「大人はオラフは使わないの。」とママ。
しばらく考えたBちゃん、「パパはオラフが好きだと思うよ。」
「パパにきいてみようね。」とこの場面は終わったとか。
いわゆるイヤイヤ期は、言語表現発達にともなって卒業していくようです。
結果はともかく、ここまでのプロセスが、母と子のほほえましいコミュニケーションであり、同時に問題解決に向けてBちゃんの考える力が育つ様子を見ることができます。
＊事例は内容を少し変え、了解を得てご紹介しています。
心理教育的なある自己主張プログラムを思い出します。
二人ペアになり、一人がお願いする役になり、もう一人はお願いを断る役になります。お願いするけれど断られるので、何とか聞いてもらおうとあの手この手を使ってお願いします。
断り続ける役の人は、理由をつけたり言い訳したり断り続けますが、相手の粘り強さ、熱意に根負けし条件付きで認めることもあるでしょう。
自己主張、相互理解と尊重の体験プログラムなので、最後にはお願いを聞いてもらい、互いに感想を言い合います。
自分のお願い、要求は周りにいつもすんなり聞き届けられるわけではありません。しかしあきらめずに相手と折り合いをつける体験学習の一つです。
これはあらゆる人間関係、友達、家族、職場にも生かされるように思います。
あなたやご家族の日常場面に、試みてはいかがでしょう。
＊今年の夏は、ヒマワリに目がいきます。
久しぶりにヒマワリを咲かせたくなりました。
遅くに種をまいたので今は背丈50㎝ぐらい。
うまくいけば２週間後には５，６０個のヒマワリが。
私が種をまいたからということもあるでしょうが、今年は、ヒマワリが咲いているお庭が多いような気がします。
私自身どこかでウクライナをモチーフにした映画「ひまわり」（主演ソフィア・ローレン）に刺激されているのかもしれません。
年配者の中には同じような気持ちの人が多いということでもあるのかしら…
間接的で静かな自己表現なのかしらと勝手に思っています。
＊８月のおしらせ＊
感染拡大のため、予定は変更されることがあります。
変更の際はこのブログでお知らせいたします。
＊〈ぷらっと〉８月６日（土）１１：００～１５：００
ひらつか西海岸デポー店頭 雨天の場合２階で開催
無料
生活クラブエッコロ講座としてボードゲームを楽しんでいます。
＊〈ふれあい〉ワークショップは、中止。
＊８月２１日（日）〈ドイツのボードゲームで遊ぼう〉
１３：３０～１５：３０
崇善公民館
参加費１家族３００円
崇善、富士見、花水公民館家庭教育学級共催のため、
３地域の親子が対象です。
お申し込みは、崇善公民館まで。
ベテラン臨床心理士２名が相談もお受けしています。
ご希望の方はお申し込み時にお知らせください。
夏休みの過ごし方に困っていませんか？
ボードゲームの貸し出ししています。
１ゲーム３００円（１か月間）
お問い合わせください。
貸し出しゲームは図書館と同様の感染予防対策をしています。
