2020年4月27日月曜日


巣ごもりと心のケア 
 
活動中止とブログ更新のお知らせ

日ごとに大きくなるコロナ禍への不安と恐怖は大人だけでなく子どもの心にも及んでいます。
「『コロナ感染拡大……』と呪文のように唱えている」(5才児)、「急に泣き出すことがある、どうしたらいいですか?」(小学生)といった親御さんのご心配が聞かれます。
お宅ではいかがでしょうか?先月ご紹介したブログを見て「そうなんだ、うちの子おかしくないんだと思って安心した」というお声をいただきました。ブログを読んでくださってありがとうございます。

活動中止に今、できること
 活動再開は見通しが立ちません。今親と子の寺子屋ふれあい自遊塾ができることとして、皆様にお伝えしたいこと、お知らせなどがありましたらその都度ブログを更新したいと考えています。時々ブログを読んでいただけたら嬉しいです。お問合せ欄から感想お聞かせください。PC苦手なスタッフばかりですがシェアできればと思います。
よろしくお願いいたします。
 
災害や事故など危機状況にあっては、
落ち着きがなくなった、寝つきが悪くなった、かんしゃくを起こしやすい、甘え・しがみつきが増えたといった症状はごく普通に見られ、特別なことではありません。叱ったり注意するのではなくできるだけつき合ってやりましょう。子どもの話にただ(・・)耳を傾ける、子ども中心に一緒にただ(・・)遊ぶことは、たとえ10分間であっても子どもを安心させます。

情報があふれる今、
必要以上にあふれる情報は不安をあおりますのでTVをつけっ放しにしない、強い口調で「手洗いしないとコロナになるよ!」と注意するのではなく、例えば「感染予防の手洗いしようね」などと肯定的に促すことも不安を和らげるでしょう。

親子ともにストレスの大きい今、
親自身の心のケアはとっても重要です。落ち込みやイライラを感じたら腹式呼吸でリラックスしましょう。いったん体に力を込め緊張させた後、スーッと力を抜いてゆっくり息を吐き腹式呼吸を数回くり返します。自律神経のバランスを整え肺機能を高めます。親子でやるのもおすすめです。

巣ごもりに閉塞感を感じる今、
五感を働かせるのもいいですね。朝、窓を開け新鮮な空気を感じる、コーヒーの香りを味わう、散歩中道端の草花に目を向ける、風を感じる、シャワーの温度、強さを感じる…など。私は土いじりが想像以上に心を安らげることに今更ながら気づきました。気持ちがいい、心地いい自分に気づくのは心のケアの第1になります。

人は誰であれ、自分の内に苦痛やストレスに立ち向かう力を備えています。コロナ危機に呑み込まれそうな今だから、自分の奥深くに潜んでいる「本能的な私」の力を感じましょう。あれこれ工夫してコロナ危機を乗り越えましょう。

心のケアについてインターネット配信
専門家による心のケア情報をご紹介します。是非ご覧ください。
『子どものこころのサポート動画123
『子どもにかかわるすべての方へ
~感染症対策下における子どもの安心・安全を高めるために~』
 ・『レジりん通信』  *プリント配布した学校があるようです。
 ・心のサポート授業―熊本地震アニバーサリー反応版   
*呼吸法などが動画で紹介されています。

団体へのお問い合わせは、HPからお願いします。