「がまんする!」は自分で決める
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4月のお知らせ
新年度が始まります。
「期待と不安の春」とよく言われますが、4月の心模様をぴったり表現しているように思えます。期待の方が大きい人もいれば、不安緊張が強くなっている人もいることでしょう。
「笑顔で大きくうなずいてくれる」と担任が大好きなA君は、終業式の朝は泣きべそ。担任と別れる寂しさ、悲しさを感じているようです。クラスメートとうまくいかなかったBちゃんには、安どの気持ちが広がっているようです。
環境の変化により夜尿や腹痛、チックといった症状がみられることも。
さまざまな想いの春、いかがお過ごしでしょうか?
*『心を整える』とWBC優勝
さて、興奮冷めやらぬWBC優勝。ドラマティックな真剣勝負、大谷選手の雄叫びに喝さい、選手たちの喜び、感動にTVの前の観戦者は心揺さぶられ涙した人も多かったことでしょう。私もその一人です。野球オンチの私には意味不明の野球用語も多く、スマホで調べながらの観戦でしたが、日本中の人たちと感動の瞬間を共に分かち合っている自分を感じたのは素直に嬉しかったです。長い閉塞感からの開放みたいなものがあったのかもしれません。
ところで、大谷選手の高校時代の本棚がTVで放映されました。
その中に『心を整える』(長谷部誠著)があり、苦悩するスーパースターの一面に触れたようで、おこがましいけれど嬉しかったです。
『心を整える』、大切にしたいですね。
*「イヤだけど、我慢する!」
お気に入りの公園まで歩くのに疲れた3歳児、ママに抱っこをせがみます。
まだかなりの距離があり、体力的にも抱っこは無理と判断したママ、
「大きくなって重たくなったから抱っこするとママ、疲れちゃう、歩いてほしい」とお願いしました。
ちょっと間をおいて「(歩くの)イヤだけど、我慢する!」と言い公園まで歩き通したということです。
「歩くのはイヤだ」という自分の気持ちを大事にしながらも、相手の事情をくみ取り、我慢を自ら選んだAちゃんです。
もちろん、このような場面はそうあることではなく、とってもまれなエピソードだとか。
「ありがとう、助かったわ」のママの言葉に、Aちゃんの心は、満足感、自信に満たされ、歩いた自分を誇らしく感じたことでしょう。
反発、反抗、駄々こねは、自己表現のひとつといえるでしょう。子どもの特権でもありますね。それに大人がどのように対応するかがカギなのだと思います。
やがて、どのように表現し行動するのが適切なのかを学んでいくのだと思います。自分をコントロールする力は、ゆっくりゆっくり育っていきます。
ある専門家が「親の商売は心配すること、親の仕事は祈ること」と述べておられます。
期待と不安の春、外では我慢しているかもしれません。
お子さんの甘えを受けとめ見守ってやりましょう。
*4月のおしらせ*
*〈ぷらっと〉4月1日(土)11:00~15:00
ひらつか西海岸デポー店頭 雨天の場合2階で開催
無料、予約不要
生活クラブエッコロ講座としてボードゲームを楽しんでいます。
コロナ以前は、店内カフェで開催していましたが、感染予防のため中止、現在は店頭のテントで開催。
気軽に立ち寄り、サイコロ振ってくれるご家族が増えました。
お子さんが夢中になって遊ぶため、「お肉が温まってしまう!」と親御さん。お孫さんの面倒を見る機会の多い年配の方が、「ゲーム機ばかりでなく、こうやって遊ぶのいいわねえ」と若い親御さんに話しかける姿も。親子、近隣の子どもたちがワイワイ立ち寄ってつかの間の居場所になるといいなあと思っています。
臨床心理士と子育てなどについて
ちょこっと語り合いをしてみませんか?
*〈ふれあい〉4月16日(日) 10:00~11:30
崇善公民館ホール
参加費1家族500円
2月、3月は、成長した自分に気づき、今では、助けを求めることができる自分、困っている人を助けてやれる自分に気づくプログラムを実施。お子さんから「嬉しかった」「元気(になった)」と感想がありました。
人から大事にされる体験は自己肯定感につながるのではと思います。
*〈ボードゲームで遊ぼう〉 4月26日(水) 無料、予約不要
崇善公民館 第1会議室 15:30~16:30
放課後、親子、子ども同士 ボードゲームで遊びましょう。
遊び場が少なくなっている今、公民館事業として提供いたします。
*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。
*感染状況により、予定変更することがあります。
その際はブログでお知らせします。
ボードゲームの貸し出し、返却も受け付けます。
1ゲーム300円(1か月間)
始めてご利用の方はお問い合わせください。
貸し出しゲームは図書館と同様の感染予防対策をしています。