2023年11月27日月曜日

 

紀元前からのゲームに家族全員がハマる!!

     &

        12月のお知らせ

 

街にはクリスマスの飾り、木枯らしも吹いて冬到来です。

インフルエンザ流行の勢いは変わらず続いていますが、お元気ですか?

 

*紀元前からのゲームに家族全員がハマる!!

何年か前、新聞に紀元前からの遊び『マンカラ』が紹介されました。いろいろな意味で人には遊びが重要と思っている私にはたいそう興味深い記事でした。

ネットで調べると起源はアフリカとか、東南アジアにも普及されたようです。大昔の人もかかわりあって遊ぶ楽しさを知っていたって驚きです。その頃は地面に線を引き石ころで遊んだのでしょうが、今ではボードゲームになって一般に販売されています。 

ず~っと気になっていた私の目の前に、それはある時突然出現しました。

ある子が『マンカラ』持ってきて私に「遊ぼう」というのです。

「これがそうなのね!」と興奮気味の私。

論語もそうだけれど、紀元前からのものが現在も引き継がれているってすごい!

人間の深くに、気の遠くなるような長い年月を経て脈々と流れるものが、今、自分の目の前にあるって、すごい!と思ってしまうのです。

大昔の人の心を親しく感じてしまいます。(大げさかな?) 

興味があると自然に情報が集まるのですね。ある教育相談所の相談室では4人用もあり「面白い」と子どもたちに好評と聞きました。学童保育で遊んだという子もいて、案外ちまたに広まっているようです。 

ふれあい自遊塾は4人用を探して購入。早速6年生が借りて自宅に持ち帰りました。返却にこられた親御さんから「家族4人が代わり代わるに遊んで

楽しかった!」と感想が。大人も夢中になったようで、ご家族団らんのひとときが伝わってきました。 

コロナ禍以降、集団が苦手、学校になじめない子どもが増え、不登校、心の病気が増えているといった文科省調査が、つい最近報道されました。 

豊かな心は、人間関係によって育まれると思っています。

子どもたちとマンカラで遊びながら、

「人は人によりてのみ」(カール・ロジャーズ)の言葉をかみしめています。

 

先日は、ご年配の方がいらして、「老人の集まりによいかも」と写真を撮っていかれました。年齢を問わずに楽しく遊べるっていいですね。 

 

*「心が家出してる」 (了解を得ています)

片付け、宿題などで親からきつく叱られた子どもがつぶやいた言葉です。

親ごさんは思わず吹き出してしまったとか。

親を怖がるでもなく、ふてくされるでもなく、実際に家を飛び出すでもない、

立派な自己表現と感心してしまいます。

「イライラして叱りすぎた自分に気づいた」と振り返る親御さん。

 

「叱っても子どもはうわの空、心に届いていないみたい」

そんなご経験はありませんか? 心の家出状態なのかも。

心に届いたら刺さってしまうから防衛しているのかもしれませんね。

そんな時、ある親御さんは「私がプチ家出している」と教えてくれました。 

感情的になって関係が壊れそうなときって誰にもありますね。

「人と人との間には、時間・空間・距離が必要」と語った先生がいました。

「時が解決する」「間が大切」「間を持たせる」「相手との距離感」といった言葉があるように、お互いを大切にするためには一時的に離れることも必要なのだと思います。

 

*秋播き野菜の芽が出てきた

いつものことですが、つい億劫で腰が上がらず、種まきの時期が遅くなってしまいました。暖かい秋が助けとなったのか、無事ダイコン、インゲン、小松菜の芽が出てきて、「ありがたい、やったあ」という感じです。

当たり前かもしれませんが、種を播いたら芽が出るという自然の営みに、高齢者の私は恵みを感じ励まされてしまいます。 

小池真理子さんの小説を読んでいたら、ヘルマン・ヘッセ『庭仕事の愉しみ』が、知識人を気取る(?)父親が晩年まで手元に置いた本の1冊として書かれていました。

難しく高尚な本は苦手で著者名だけで逃げ出したくなる私ですが、「へえ~つ」という野次馬根性的もの珍しさから早速図書館へ。

拾い読みではありますが、植物の力強さ、美しさ、はかなさ…日常に生きる命への静かな愛を感じることができました。

好奇心に灯をともしヘッセの世界を覗き込んだ自分がちょっぴり嬉しいです。

ちなみにもう1冊は、キュプラ―・ロス『永遠の別れ』、これは読んだけれど中途半端、後でじっくり読もうと思います。

 

 

 *12月のおしらせ* 

 

*〈ぷらっと〉  原則第1土曜日  

12月 2日(土)11:00~15:00 

12月16日(土)11:00~15:00

ひらつか西海岸デポーカフェ *生活クラブ非会員でも参加自由

無料、予約不要

ちょこっとお菓子がもらえるかも。

子ども同士、親子がひと休みできる居場所にしたいと思っています。

HABA社他海外のボードゲーム、玩具、人形など消費税サービスでカタログ販売しています。

クリスマス、年末年始の家族団らんにお勧めです。

 

*〈ふれあい〉ワークショップ  原則毎月第3日曜日

  ~家族・友達・みんなで楽しもう!~    

12月17日(日) 10:00~11:30

    崇善公民館 ホール

    参加費1家族500円

 ・脳を活性化する手遊び、気持ちの振り返り、論語の素読、呼吸法などの

プログラムを組み込んでいます。   

 

*〈ボードゲームであそぼう〉  原則第4水曜日

 12月27日(水)  15:30~16:30

    崇善公民館会議室1  参加費無料

    友達、親子で、一人参加歓迎です。

     放課後、ボードゲームの遊び場です。

スタンプカードを差し上げます。上記3か所、どの活動に参加しても、1回1ポイントプレゼント。ポイントがたまると、表情シールと論語カード、ゲームの無料貸し出しやカードゲームなどのプレゼントがもらえます。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

 

 *心の子育て相談お受けします。

担当:臨床心理士

 場所:崇善公民館および平塚市民活動センター    

 内容:赤ちゃんから思春期まで、お子様の発達成長、言動、癖、親子きょうだい関係などについて*場合によっては他機関をご紹介することがあります。 

お申し込み:HPお問い合わせからお申し込みください。

   3日以内に返信いたしますが、通信機関の不都合が生じることがあり

ますので、必ずお電話番号をお知らせください。

    お電話による相談もお受けいたします。

     相談の間スタッフがお子様のお相手をすることがあります。

     ご希望の方はあらかじめお知らせください。

     プライバシーは守られます。(緊急を除きます) 

*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

*感染状況などにより、予定変更することがあります。

その際はブログでお知らせします。

ボードゲームの貸し出しも受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間)

  始めてご利用の方はお問い合わせください。

 

 

2023年11月2日木曜日

 

子どもが「幸せ」を感じるとき

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        11月のお知らせ

 

気持ちのいい秋晴れが続いています。インフルエンザで学級閉鎖が多いと聞きます。休校になった学校もあるとか。感染症に慣れて油断している自分感じることがあり、慌てて手洗いするこの頃です。気をつけねば…。お元気ですか?

 

*手おんぶの幸せ

バスを待っていた時のこと、4,5歳の子どもを手おんぶしたお父さんが通りかかりました。お父さんになんやら語りかける子ども、それに応じるお父さん、楽しそうな雰囲気に、「手おんぶされて嬉しいんだろうな」と思う私。

子どもの「ウサギ」という声が聞こえてきました。するとお父さんは「ぴょーん、ぴよーん」と歩くリズムを少しだけ変えました。「今度はカンガルー」の声に、一瞬立ち止まったお父さんですが、すぐに先ほどとは違うリズムの足取りに。子どもの笑い声が弾みます。

(カンガルーはどんなだっけ?)とお父さんは迷ったのかもしれません。

手おんぶされた子どもから幸せいっぱいのオーラを感じました。

 

親の広い背中に身をゆだねる安心感、親の肩にしっかり掴まる能動的な自分、いつもより高い目線、自分の求めに応じてくれるお父さん…、

さまざまな意味で子どもの満足感は大きいのでしょう。

 

そういえば子どものころ、七夕でおんぶや肩車されて吹き流しの下をくぐったことを懐かしく思い出す大人は少なくありません。

 

*運動会のハイライトシーンは…?

私が30年近く相談員としてかかわっている保育園の運動会では、最後にメダルを子どもにプレゼントしています。従来は担任からプレゼントしていたのですが、今年は親が我が子に「今日はステキだったよ」とメダルを首にかけ、ギューしたり抱き上げる演出に変えたそうです。とびきりの笑顔を見せた我が子に涙ぐんだ親御さんもいたといいます。

 

*心揺さぶる工夫

高名な心理学者河合隼雄先生は講演の中で、

「物があふれる今、子どもたちが感動することが少なくなっている。大人は心を使って工夫して、子どもの心を揺さぶってやりたい」と語られました。

手おんぶや運動会のシーンに、河合先生の言葉を思い出します。

子どもが喜ぶ姿はいいですね。

 

ちょっと話は変わりますが、先日うっかりペンケースを落としたことに気づかないまま、電車を降りエレベーターに乗ってしまいました。改札口近くで、後ろから「落としましたよ」と若い男性が。彼は私を追って階段を急いで降りてくれたのでしょう。ペンケース以上の嬉しさがありました。親切に心揺さぶられました。大事にしたい思い出です。

 

 *11月のおしらせ* 

 

*〈ぷらっと〉  原則第1土曜日  

11月4日(土)11:00~15:00 

ひらつか西海岸デポーカフェ *生活クラブ非会員でも参加自由

無料、予約不要

ちょこっとお菓子がもらえるかも。

子ども同士、親子がひと休みできる居場所にしたいと思っています。

 

*〈ふれあい〉ワークショップ  原則毎月第3日曜日

  ~家族・友達・みんなで楽しもう!~    

11月19日(日) 10:00~11:30

    崇善公民館 ホール

    参加費1家族500円

 ・脳を活性化する手遊び、気持ちの振り返り、論語の素読、呼吸法などの

プログラムを組み込んでいます。   

 

*〈ボードゲームであそぼう〉  原則第4水曜日

 11月22日(水)  15:30~16:30

    崇善公民館会議室1  参加費無料

    友達、親子で、一人参加歓迎です。

     放課後、ボードゲームの遊び場です。

スタンプカードを差し上げます。上記3か所、どの活動に参加しても、1回1ポイントプレゼント。ポイントがたまると、表情シールと論語カード、ゲームの無料貸し出しやカードゲームなどのプレゼントがもらえます。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

 

 

 


*講座〈こころの子育て〉ご案内

 

子どもを取りまく社会環境の変化は大きく、学校生活や人間関係にストレスを感じる子どもは少なくありません。PCゲームやYou Tubeへののめり込みが心に及ぼす影響も心配されます。

子どもが自分自身を大事に、かけがえのない存在と感じる心、そして社会に生きる力を育むために、大人たちはどう向き合いかかわったらよいのか、具体的にご一緒に考える場にしたいと思います。

 

日時 :  9/2810/1210/2611/11/30(各木曜日) 

*状況により日程を変更することがあります。

 

 

    10001200  連続5回

 

講師 : 河西恵子先生(臨床心理士) 

略歴:愛育病院ほか医療機関に長年勤務。横浜女子短期大学元非常勤講講師。

専門家向けカウンセリング講座、子育て講座講師など。

  

 

 

 

会場 : 崇善公民館および平塚市民活動センター

 

参加費 : 1回1,000円(全5回) 

 

「これでいいのかしら?」と迷うこといっぱいの子育てです。

途中からのご参加もお受けいたします。

 

*心の子育て相談お受けします。

担当:臨床心理士

 場所:崇善公民館および平塚市民活動センター    

 内容:赤ちゃんから思春期まで、お子様の発達成長、言動、癖、親子きょうだい関係などについて*場合によっては他機関をご紹介することがあります。 

お申し込み:HPお問い合わせからお申し込みください。

   3日以内に返信いたしますが、通信機関の不都合が生じることがあり

ますので、必ずお電話番号をお知らせください。

    お電話による相談もお受けいたします。

     相談の間スタッフがお子様のお相手をすることがあります。

     ご希望の方はあらかじめお知らせください。

     プライバシーは守られます。(緊急を除きます)

 

*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

*感染状況などにより、予定変更することがあります。

その際はブログでお知らせします。

ボードゲームの貸し出しも受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間)

  始めてご利用の方はお問い合わせください。