2018年3月2日金曜日

オリンピック&3月の予定

オリンピックが終わりました。
メダルを目指して厳しく自分を鍛えてきた選手たちの姿に感動の日々でした。

「やるべきことはやった」
「皆さんの支えがあって」
「いいときも悪いときも認めてくれた」
「最後は自分を信じた」
「先に妹がオリンピック選手に選ばれ、嫉妬と傷ついたプライドで届いたユニホームを燃やしてやろうと思った」
といった選手たちの言葉が胸に響きます。
勝敗をかけて競技に臨み、勝敗を超える豊かな心の体験をした選手たちの人生ドラマは、私たちの心を揺るがしました。
TVを見て励まされた人も多いことでしょう。

金メダルをとった選手が、涙する監督の姿に
「監督が心動かしてくれることが嬉しい」
と語ったのも印象的でした。
自分のことで心を動かしてくれる人がいるのはとても嬉しいですね。

心が動くということについてもう一つ、最近の新聞記事をご紹介したくなっています。

iPS細胞でノーベル賞受賞された山中伸弥さんは、何度も研究テーマが変わったことで「一貫性がない」と批判を受け悩まれたそうです。
迷いが晴れたのは、ノーベル賞受賞では先輩の利根川進博士の「誰がそんなことを言った。面白ければそれでいいじゃないか」の一言。
それで当時名前もなかったiPS細胞の研究に打ち込んだということです。
研究テーマの変遷は研究を続ける中で『面白い』と感じることに取り組んできた結果であり、周りからは一貫性がないようではあっても、ご自分の中ではストーリーがあるというわけです。

私たちもささやかな日常の中で、心が「面白い」
「楽しい」
「気持ちがいい」
と感じるとき、感じることを大事にしたいと思うのです。
それは「わっはっは」と声をあげて笑うおかしさではなく、心に響き味わう面白さ、楽しさです。競技を振り返ったオリンピック選手たちが「楽しかった」というのも心が揺さぶられる楽しさを味わったのだろうと思っています。

これまで自分が
「面白い」
「楽しい」
「気持ちがいい」
と感じたことはどんなことですか?
ちょっと元気がないとき、行き詰って先が見えないと感じるときなど、今の自分を気分よくしてやりましょう。
散歩して風にあたる、おいしいお茶を飲む、日向ぼっこする、引き出し一つを整理するだっていいのです。
洗濯物を干して背伸びするのもいいかも。
「今、気持ちいい!」と意識するとより気持ちよくなるでしょう。
心がちょっと動き幸せの瞬間を実感できますよ。

ブログが長くなりました。
ご自分もだけれどお子さんも
「面白い」
「楽しい」
「気持ちがいい」
ときを味わう機会を多くしてやりたいと思います。
子どもは育つ力を持っています。
機会が多ければ多いほどその力は大きくなるからです。


短い時間で、遊びのエッセンスを体験できるのがボードゲームです。
先月のブログでご紹介した名古屋大学の有田隆也教授は、「ゲームの持つ力を心から信じている」とおっしゃいます。
私も信じている一人です。

さて、3月の予定です。

 【ぷらっと】3月10日(土)11:30~15:30ひらつか西海岸デポー       
   つい最近のNHKテレビでもカフェ、お寺、介護施設でのゲーム風景が紹介されていました。ブームですね。出入り自由、買い物がてら遊びに来てくださいね。  


 【こゆるぎ】3月18日(日)10:30~12:00崇善公民館


 【ふれあい】3月18日(日)13:30~15:00崇善公民館

3月16日(金)10:00~12:00
ひらつか市民活動センター研修室 保育付き
親と子どものためのこころ講座
 3月のテーマ『私自身を楽しむ』 後援:平塚市教育委員会
 6月から始まった講座のいよいよ最終回です。
自分を信じ大事に思える講座にしたいと思っています。ぜひご参加ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿