6月のお知らせ
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脳と心の栄養=「か、き、く、け、こ」
真夏日が続き、身体が暑さに追いつかないこの頃です。いかがお過ごしでしょうか?
先日、経験豊かな作業療法士さんの研修会に参加しました。
スクールカウンセラーなど臨床心理士に呼びかけた研修でした。作業療法士さんは、病気やけがなどで損傷を受けた機能をリハビリで回復に導きます。 その立場から身体と心の深い関係、発達と脳の関係を詳しく、わかりやすく教えてくださいました。
身体・脳・心すべてが関連しあって発達するというのは、心理職、作業療法士に限らず基本的な考えです。それにはふれ合う遊びと運動感覚を大切にしてほしいと強調されました。
研修資料に【脳の働きを高める生活習慣、生活リズム】がありましたのでご紹介しますね。青字は私の注釈です。
①早寝・早起き・朝ごはん ―脳が働くために必要
②姿勢を正す習慣 ―姿勢を保持することよりも、状況に応じて自分の姿勢に
気づき姿勢を正す習慣
「ちゃんとしなさい」と指示ではなく、正しい姿勢を教えた後は、
「今体はどんなになってる?大事なのは何かな?」と気づきを促す
③歩く―リズムよく 例:スーパーへのお買い物は歌いながら
自分の体がリズミカルに動くのは誰でも心地いいですね。
リズムはすべてに大事と思っています。
④噛む ―リズムよく嚙む
⑤両手を使う―道具を使うなど
⑥会話する
⑦お手伝いする―相手に合わせるという社会性にもつながるし、
自分は役に立つという感覚も育ちます。
そして、発達を促す『か、き、く、け、こ』は、
「か」=感動 野外活動大事
「き」=興味関心 自分の興味関心に親が興味関心を示してくれたらうれしいですね。
大人も同じですね。
「く」=工夫 「どうしたらうまくいくかな?」
問題にぶつかったときの問題解決能力につながりますね。
「け」=健康 早寝・早起き・朝ごはん
脳が働くためには睡眠、ブドウ糖が重要、
「こ」=心ときめく体験 ワクワク、ドキドキする体験を大切に
好ましい行動はすぐに認めて励ますことが大事ですね。
いかがでしたか?
ふれあい自遊塾は、好きなテーブルゲームで遊んで心ワクワクし、どうやったらうまくいくか工夫する力も育つと思っています。
手遊び、その他のプログラムも心が育つよう、臨床心理士グループが企画構成しています。
さて6月のお知らせです。ご参加お待ちしています。
【ぷらっと】6月1日(土)11:30~15:30 ひらつか西海岸デポーカフェ
出入り自由、どなたでもご自由にテーブルゲームを楽しめます。
参加費1人100円
表情シール付きオリジナル論語カード差し上げます。
表情シールは自分の気持ちに気づき、それは自分理解につながります。
【こゆるぎ】6月8日 (土) 10:30~12:00 ひらつか西海岸デポー2階
6月16日(日)10:30~12:00 崇善公民館和室
6月16日(日)12:30~15:00 崇善公民館和室
【ふれあい】6月16日(日)12:30~15:00 崇善公民館和室
【こゆるぎ】参加者と一緒にやります。
参加費1家族500円
*お子様の相談を受けています。お気軽にご連絡ください。
*今年度も保育園年長児クラスでテーブルゲームワークショップを始めました。
子どもたちはワクワクしながら楽しんでいます。
「(負けても僕)、絶対に泣かない!」といっていた子が、お友達とけんかして泣き出しましたが、「子どもと子どもがけんかして」を自分で手遊びしながら気分を回復させていました。かわいいですね。
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