2024年12月4日水曜日

「ママごめんなさい、お世話してね」

     &

        12月のお知らせ 

日脚が短くなりました。あたたかい晩秋と思っているうちに街はクリスマス飾りでにぎやかとなり早くも年の瀬となりました。
おげんきですか?

「ママごめんなさい、お世話してね」

ママに叱られ泣きべそとなった子どもの言葉です。「ママにお世話してもらえなかったらどうしよう…(生きていけない)」という不安を感じます。

スクールカウンセラーをしていたころ、やんちゃが過ぎる生徒から軽く、しかし真剣に「先生、お願い、見捨てないで!」と言われたことがありました。

世話を受けなければ、誰かに依存しなければ生きていけない子どもたちにとって、安心できる大人は絶対に不可欠な存在。大人から見た「いい子」の中には、「いい子でいなければ親をがっかりさせる、期待に応えねば」といった気持ちが強くあるのかもしれません。

いわゆる「見捨てられ不安」は、子どもから大人まで、身近な関係から政治がらみの問題まで、多くの人の心の片隅に潜んでいるのではと思います。状況によってはふっと大きく膨らむこともあるでしょう。

先日、大学寮の同窓会がありました。ある先輩が工夫した教材を作っていると知り、厚かましくも参考にしたいとお願いをしました。突然の申し入れにちょっと驚かれましたが「先輩は後輩の面倒見るのが役目だから」と早速翌日午前中に添付メールを送ってくださったのです。その上電話でご指導もいただき、卒業後の自分についてザックリ語る私のうちには、後輩としての甘えがちょっぴりあったように思います。久しぶりに会ったお姉さんに報告しているような…

それにしても面倒見てもらえるという感覚は本当にうれしいことでした。
かつての寮生にとって先輩はとかく恐れ多く遠い存在でありますが、「この方と私は先輩後輩の関係なのだ、そう思って面倒見ようとしてくださるのだ」とつながりも感じたハッピーな出来事です。
(とはいえ、我が身を振り返れば私は下級生の面倒見てこなかった!と反省)

あなたは誰を気にかけて(お世話して)いますか?
あなたを気にかけてくれる(面倒見てくれる)人は誰ですか?
お世話して面倒見てもらって…お互い様の気持ちっていいですね。 

母親と自分を一体ととらえていた赤ちゃんが成長し、母親は自分とは別の存在、母親がおむつを替え、おっぱいでお腹を満たして自分に快適な状況をあたえてくれるのだと理解するようになると、お世話をしてくれる他者に無意識に感謝の気持ちが生じるといわれます。

冒頭のお子さんは、親は自分のお世話してくれる人という認識がしっかりあるのですね。大丈夫、お母さんはあなたのお世話をしてくれますよ。

*クリスマスの思い出*

クリスマスの思い出を年配の方が語ってくれました。
「とても欲しかった魔法の杖をサンタさんからプレゼントされたのがすごく嬉しかった。その思い出は父が洗面所でひげをそり髪を整えてお出かけ準備していたのと重なる。『これからプレゼントを買いに行くんだな』と思っていた。」

ある専門家は、何をもらった、どこに出かけたといういい思い出の背景には必ず「誰が」「誰と一緒だったか」がある。それが重要といいます。
クリスマス、年末年始の行事が続きます。
「誰と」「誰が」に心を向けてみませんか?

 12月のおしらせ  

*〈ぷらっと〉  原則第1土曜日  

127日(土)11:0015:00 ひらつか西海岸デポーカフェ 

*生活クラブ非会員でも参加自由   参加費0100、予約不要

ちょこっとお菓子がもらえるかも。
子ども同士、親子がひと休みできる居場所にしたいと思っています。

*学校行事〈わいわいランド〉に公民館共催で出展

 1214日(土) 崇善小学校

 

*〈世界のボードゲームであそぼう〉  原則第4水曜日

 1225日(水)  15:3016:30

    崇善公民館会議室1  参加費無料

    友達、親子で、一人参加歓迎です。

     放課後、ボードゲームの遊び場です。

  

スタンプカードを差し上げます。上記3か所、どの活動に参加しても、1回1ポイントプレゼント。ポイントがたまると、表情シールと論語カード、ゲームの無料貸し出しやカードゲームなどのプレゼントがもらえます。

詳しくはお問い合わせください。



好評につき継続「こころの子育て」研修 

  12月13日(金) 市民活動センター 10:0012:00
 お問い合わせはHPから

「これでいいのかしら?」と迷うこといっぱいの子育てです。
途中からのご参加もお受けいたします。

*心の子育て相談お受けします。

担当:臨床心理士

 場所:崇善公民館および平塚市民活動センター    

 内容:赤ちゃんから思春期まで、お子様の発達成長、言動、癖、親子きょうだい関係などについて*場合によっては他機関をご紹介することがあります。 

お申し込み:HPお問い合わせからお申し込みください。

   3日以内に返信いたしますが、通信機関の不都合が生じることがあり

ますので、必ずお電話番号をお知らせください。

    お電話による相談もお受けいたします。

     相談の間スタッフがお子様のお相手をすることがあります。

     ご希望の方はあらかじめお知らせください。

     プライバシーは守られます。(緊急を除きます)

 

*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

*感染状況などにより、予定変更することがあります。

その際はブログでお知らせします。

ボードゲームの貸し出しも受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間) 

2024年10月30日水曜日

 

「ぬり絵にはどうして黒い線があるの?」

     &

        11月のお知らせ

 

樹々が色づき秋の実りが店頭を彩っています。

秋ですね、我が家は、慌てて引っ張り出したセーターと夏物が混然としています。皆様はいかがでしょうか?

お元気ですか?風邪は引いていませんか?

 

*「ぬり絵にはどうして黒い線があるの?」

最近ぬり絵がマイブームとなっている子どもがつぶやきました。

仕上がったぬり絵の黒い線が気になったのでしょうか。

絵本の中の絵には黒い線がないこと、自分が見る外の景色にも黒い線がないことに気づいたようです。

思いがけない子どもの疑問に驚かされ、そしてなんかうらやましくなりました。大人になって長い年月を生き、自分が感じる感覚はいつの間にかくもってフタがされている自分がいます。瑞々しさを失い心の動きが鈍っているかもと思いました。こんなこと思うのは、私が通う気功体操の目標が「童心 童体 童顔」だからなのかもしれません。書いていて今、気づきました。 

そういえば、以前、自由すぎる?子どもにぬり絵が勧められたことがあったのを思い出しました。枠線の中に色をぬっていく作業?をすることで、約束ごとを守る、子どもの行動が枠の中に納まるといった効果が期待されていたようです。もちろん子どもの主体性を尊重した上でのことですが。 

さまざまなマイブームでそれぞれ夢中になって遊ぶ子どもを見ていますと、子どもにとって、遊びは命、生きることそのもの、遊びをとおしてこそ成長するのだなあと多くの場面でしみじみ思うこの頃です。

ぬり絵の枠線に気づいた子どもは、自分と相手との境界やつき合い方を学んでいるのかもしれません。育つ力を感じます。

子どもが自分の意志で遊ぶとき、そこには何らかの深い意味があるのかもしれませんね。謙虚に見守る大人でありたいと思います。

 *バスの中でほっこり風景*

赤ちゃんを抱いたお母さんがバスに乗ってきました。じっと私を見つめる赤ちゃん、思わず笑いかけお母さんとも笑みを交わしました。それだけでもほっこり気分になりますが、驚いたことに優先席に座っていらした80歳代と思われる女性が「重たいでしょう」と言ってその母子に席を譲ったのです! ちょっとためらいながら母子は座りました。お母さんは老女性の買い物カートを支えます。何と買い物カートは腰かけつき、カートに腰かけた老女性とカートを支える母子、何気に安全に気を配る乗客。

ちょっと驚きのほっこり風景、お伝えしたくなりました。 

思いついたままの拙文、読んでいただきありがとうございます。 

 11月のおしらせ   

*〈ぷらっと〉  原則第1土曜日  

11月2日(土)11:0015:00 ひらつか西海岸デポーカフェ 

       生活クラブ非会員でも参加自由   参加費0100、予約不要

ちょこっとお菓子がもらえるかも。

子ども同士、親子がひと休みできる居場所にしたいと思っています。 

*〈市民活動センターまつり〉参加出展 崇善公民館和室

  11月24日(日) 10:0015:00  参加費100 

*〈世界のボードゲームであそぼう〉  原則第4水曜日

 11月27日(水)  15:3016:30

    崇善公民館会議室1  参加費無料

    友達、親子で、一人参加歓迎です。

     放課後、ボードゲームの遊び場です。

  

スタンプカードを差し上げます。上記3か所、どの活動に参加しても、1回1ポイントプレゼント。ポイントがたまると、表情シールと論語カード、ゲームの無料貸し出しやカードゲームなどのプレゼントがもらえます。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

 好評につき継続「こころの子育て」研修 

  12月13日(金) 市民活動センター 10:0012:00

 お問い合わせはHPから

「これでいいのかしら?」と迷うこといっぱいの子育てです。

途中からのご参加もお受けいたします。 

*心の子育て相談お受けします。

担当:臨床心理士

 場所:崇善公民館および平塚市民活動センター    

 内容:赤ちゃんから思春期まで、お子様の発達成長、言動、癖、親子きょうだい関係などについて*場合によっては他機関をご紹介することがあります。 

お申し込み:HPお問い合わせからお申し込みください。

   3日以内に返信いたしますが、通信機関の不都合が生じることがあり

ますので、必ずお電話番号をお知らせください。

    お電話による相談もお受けいたします。

     相談の間スタッフがお子様のお相手をすることがあります。

     ご希望の方はあらかじめお知らせください。

     プライバシーは守られます。(緊急を除きます)

 

*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

*感染状況などにより、予定変更することがあります。

その際はブログでお知らせします。

ボードゲームの貸し出しも受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間)

  始めてご利用の方はお問い合わせください。     

 

2024年10月4日金曜日

 

「今困っている」を伝えるプログラム

     &

        10月のお知らせ

 

天候不順、天災いろいろなことがあった夏が過ぎ、ウロコ雲の季節になりました。季節の移り変わりがあることに安心します。季節は必ず変わる、秋は必ず来るという安心感があるから夏の暑さに耐えられた感があります。先の見えない変化はストレスの要因ともなりますが、予測できる変化は安心でもあるなあと思いめぐらすこの頃です。

お元気でしょうか? 

*夕焼けに思うこと*

先日、見渡す限り西の空一面に広がる夕焼けを見ました。

(文才がない私にはうまく表現できない!残念です)

夕焼けのなか、遠くに毅然とたたずむシルエットの富士山には一筆書きのように雲が一筋たなびいて…目に焼きついています。写真を撮っていればここでも紹介でき多くの人と共有できたのにと残念です。とは思うものの、一方撮らなかったからこそ目に焼きついているということもあるかもしれないなあと思ったりもしています。

運動会シーズン、お子様の活躍をカメラ、ビデオにしっかり収めたいと思われる親御さんは多いことでしょう。後日家族で見るのも楽しいし大きくなって見かえすのもいいものです。

いい映像を残すことも素敵ですが、ときにはスクリーン越しでなくナマでお子さんの表情や一生懸命な動きを感じるのもお勧めです。じわ~っとくるものが少し違うかもしれません。

得ることによって失うものがあるのは道理でもありますね。

物事には両面があることが多いなあと思います。ほとんどそうなのでなないかしら。新幹線に乗れば早く目的地にはつくけれど、じっくり途中の景色を味わうことはできなくなってしまいます。規律を守るなどいわゆるいい子は心の自由が失われつつあるかもしれません。 

*「困っていること(親には)恥ずかしくて言えない」* 

5歳児のグループで、思いやりや社会性が育つプログラムを実施しました。

テーマは「今、困っている、助けて、教えて」。各自が気に入った動物フィギュアと友達になっておしゃべり。今困っていることを聞いてメンバーに助けを求めます。自分にできることは何だろうと考えるメンバー。ケガをしたというペンギンには、「包帯まいてあげる」「一緒にお医者さんに行こう」。友達がいないと訴えるトカゲには「一緒に遊ぼう!」「友達になってあげるよ」とたくさんの声。今トカゲくんの気持ちは?の質問に「とっても嬉しいって」と答える子ども自身も嬉しそうです。困ったときに助けてくれる人がいるという体験は大きな安心につながりますね。終了時「なんか心がポカポカした」との感想が心にひびきました。 

赤ちゃんだった自分は今、歩けるようになり話もできる、お友達と遊べるなど成長を語りあってプログラムは終了。困っている人を助けてやることができるようにもなった、自分が困ったら「困っている、助けて、教えて」と言えるようにもなったことに気づいた子どもたちです。

「あなたが困ってると言ったら、ママやパパは必ず助けてくれるよ」と語りかけると「恥ずかしい」と何人かの子が応じました。

「困っている」は親には言いにくいのかもしれませんね。これまでの自己表現の言葉にはなかったのかもしれません。

親子の関係云々というよりも、プライドとか自我の成長も感じます。 

日常的には「できない、やって」は よくある場面でしょうが、「困っている自分」を自覚し(これを気づきといいます)自己表現できるようになってほしいと思います。いざというとき助けてもらえると思うと安心し、案外自分で挑戦できることが多いようです。

「いつもあなたの味方だよ、本当にあなたが困ったら必ず守るよ」という親の思いがしっかり伝わっていますように。

*自遊塾は、さまざまな心理教育的プログラムを組み込んだワークショップを随時提供しています。

ご希望の方はお気軽にお問合せください。 

*通りすがりの親子に声をかけたら*

朝、登園する幼児とたまたま目が合い、思わず「おはよう」と声をかけた自遊塾スタッフに「おはよう」と応えた子ども。ママとは「暑いね」「暑いですね」「行っていらっしゃい」「行ってきます」などの挨拶を交わしあったとか。ふり返る子どもを見送りながら、ちょっとしたかかわり合いに心がほのぼのしたといいます。暑い中の登園ですが、通りすがりの親子にとっても心地よい朝となったのではと思うのです。

人とのかかわりが少なくなってきた今、日常にこのようなさりげない会話、出会いを心がけていきたいと改めて思った次第です。

シニア世代、まだまだできることがありそうです。

 

 10月のおしらせ   

*〈ぷらっと〉  原則第1土曜日  

10月5日(土)11:00~15:00 

ひらつか西海岸デポーカフェ *生活クラブ非会員でも参加自由

無料、予約不要

ちょこっとお菓子がもらえるかも。

子ども同士、親子がひと休みできる居場所にしたいと思っています。

 

*〈ボードゲームであそぼう〉  原則第4水曜日

 10月23日(水)  15:30~16:30

    崇善公民館会議室1  参加費無料

    友達、親子で、一人参加歓迎です。

     放課後、ボードゲームの遊び場です。

  

スタンプカードを差し上げます。上記3か所、どの活動に参加しても、1回1ポイントプレゼント。ポイントがたまると、表情シールと論語カード、ゲームの無料貸し出しやカードゲームなどのプレゼントがもらえます。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

 *「こころの子育て」研修 5回目

  10月13日(金) 10:0012:00
           平塚市民活動センター
           参加費 800
     河合隼雄著「こころの子育て」読書会

     講師:河西恵子先生(臨床心理士)

 お問い合わせはHPから

「これでいいのかしら?」と迷うこといっぱいの子育てです。

途中からのご参加もお受けいたします。 

*心の子育て相談お受けします。

担当:臨床心理士

 場所:崇善公民館および平塚市民活動センター    

 内容:赤ちゃんから思春期まで、お子様の発達成長、言動、癖、親子きょうだい関係などについて*場合によっては他機関をご紹介することがあります。 

お申し込み:HPお問い合わせからお申し込みください。

   3日以内に返信いたしますが、通信機関の不都合が生じることがあり

ますので、必ずお電話番号をお知らせください。

    お電話による相談もお受けいたします。

     相談の間スタッフがお子様のお相手をすることがあります。

     ご希望の方はあらかじめお知らせください。

     プライバシーは守られます。(緊急を除きます) 

*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

*感染状況などにより、予定変更することがあります。

その際はブログでお知らせします。

ボードゲームの貸し出しも受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間)

  始めてご利用の方はお問い合わせください。     

 

2024年9月2日月曜日

心のケア絵本が増えている

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        9月のお知らせ

 

台風10号の被害はいかがでしたでしょうか?
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

夏休みが終わりました。「やっと終わった!」「もう終わった!」
休み明け、親子それぞれの想いで過ごされていることでしょう。
汗かきながらランドセル背負って登下校する子どもたちに思わずエールを送っています。そして「暑くて外に出られずおうち遊びばかりだった」とふり返り一息つく親御さん、本当にお疲れさまでした。 

*夏休み明けの不安を安心に

「明日登校、変わっていたらどうしよう??」
   「みんな変わっていなかった!安心した」
 登校日前日、そして当日の子どもたちの声です。

 風邪をひいてお休みした後、登校する朝「何となく教室に入るのが不安だった」「ちょっと緊張する」という経験はありませんか?今、そのように感じる子どもは少なくないようです。
「自分がいない間に何か重要なことが起きていた?」「自分の陰口された?」「仲の良い子がほかの子とつるんでしまっているのでは?」などなど。
「(変化は)皆の背が少し大きくなったぐらいだ、うん、大丈夫」と安心すると休み明けのストレスが緩みますね。

 長い休み明けは不安が和らぐよう心のケアに気を配ってやりたいですね。

 *心のケア関連絵本が増えてます

 昨年出席した学会で、子ども向け心のケア絵本「どんなきもち?」を見つけ、今年は「子どものためのおだやかマインドフルネス」「小さな子どもといっしょに楽しむマインドフルネス」「へっちゃらくん」の3冊を購入しました。
専門書に加え絵本が増えているように感じました。私の関心が向いているということはありますが…。図書館にも「だいじょうぶだいじょうぶ」「まっいいか」、「ガストン」のソーシャルスキル絵本シリーズなどがあり、いろんな感情に向き合う呼吸法の紹介本があります。ゲームと一緒にご紹介できればと思います。ご一緒に学ぶ機会があるといいなと思っています。

自分が主体的に生きるためには、自分を感じ、ある程度素の自分を表現する場を持つことが重要だと思っています。 

*心配性?余計なお世話かな? 

先月のブログで論語のことに触れました。最近本屋さんに並べられた小学生の課題図書に「論語」がありました。我が意をえたりと立ち読み。

論語には「仁」「君子」という言葉が多く、著者によって「立派な人」「正しい行いをする人」といろいろに解釈され受けとめ方も自由です。
「正しい行いをする人」って何だろう?と素朴な疑問がわき上がります。
私は正しい行いをしている?と自分に問いかけます。

正義感の強いお子さんのまっすぐな心に、もし、「正しい行い」がスポットはまり込んでしまったら…?自分を追い詰めるかもしれない、「正しい行い」をしないと思える友達を責めるかもしれない…などなど気になってしまいました。課題図書であるだけに…

心配性の私でしょうか?余計なお世話なのでしょうか?
ちなみに私は、心理職の立場から「自分の気持ちを大事に、相手の気持ちを大事にする人は」と伝えております。先ずは自分の気持ちですね。

 *「ドラえもんの映画見て涙が出た」

 まわりにも泣いていた子どもが多かったといいます。
〈どんなところが?〉の問いかけに「『自分らしく』っていうところジャイアンは乱暴で、スネオは意地悪だけど…」それに続く説明はなかったけれど、
『自分らしく』を大事にしていいのだと真摯に心に響いた様子が伝わってきま
した。

はるか昔小学生のころ、「自分らしく」という言葉は私の語彙にはありませんでしたね。ここまでの流れでなぜか思い出されお伝えしたくなりました。

*メダカ8匹、無事大きくなってます 

 すりつぶした餌をやるとワーッと寄ってきます。癒されてます。


*9月のおしらせ* 

心ワクワク、脳がイキイキ 遊びながら、臨床心理士とスタッフ相手に思いがけない成長の姿を見せてくれることがあります。そんな姿をご一緒に楽しんでみませんか?

 *〈ぷらっと〉  第1土曜日開催  

9月7日(土)11:00~15:00 
   ひらつか西海岸デポーカフェ *参加自由 予約不要
   エッコロ共済加入家族は無料、未加入の方は1家族100円
   ちょこっとお菓子がもらえるかも。
   子ども同士、親子がひと休みできる居場所にしたいと思っています。
 心のケア絵本、ご紹介しますね。 

*〈ボードゲームであそぼう〉  

 9月25日(水)  15:30~16:30
         崇善公民館会議室1  
参加費無料
         3才から小学生のお子様 
            保護者見学やシニア参加、地域外も歓迎です 

スタンプカードを差し上げます。上記3か所、どの活動に参加しても、1回1ポイントプレゼント。ポイントに応じて表情シールと論語カード、ゲームの無料貸し出しやカードゲームなどのプレゼントがもらえます。

詳しくはお問い合わせください。

*「こころの子育て」研修 4回目
  9月13日(金) 10:0012:00
           平塚市民活動センター
           参加費 800
     河合隼雄著「こころの子育て」読書会

     講師:河西恵子先生(臨床心理士)

*心の子育て相談お受けします。

担当:臨床心理士
 場所:崇善公民館および平塚市民活動センター
 内容:赤ちゃんから思春期まで、お子様の発達成長、言動、癖、親子きょう 
          だい関係などについて*場合によっては他機関をご紹介することがあります。 

お申し込み:HPお問い合わせからお申し込みください。
   3日以内に返信いたしますが、通信機関の不都合が生じることがあり
   ますので、必ずお電話番号をお知らせください。
   お電話による相談もお受けいたします。
   相談の間スタッフがお子様のお相手をすることがあります。
   ご希望の方はあらかじめお知らせください。
   プライバシーは守られます。(緊急を除きます)

*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。
*感染状況などにより、予定変更することがあります。
 その際はブログでお知らせします。

ボードゲームの貸し出しも受け付けます。
  1ゲーム300円(1か月間)
  始めてご利用の方はお問い合わせください。

*出張講座お受けします。

お気軽にお問い合わせください。

・ボードゲームを組み込んだ心育てのワークショップ
  ・心の子育て講座 乳幼児から思春期まで
         思春期から青年期まで
  ・ネットゲームから子どもを守る講座 などご希望に応じます。