2021年10月31日日曜日

 

「マスクなしのキャッチボールって、最高!!」

          &

        11月のお知らせ

 

今日は穏やかな小春日和。

コロナ感染者数が大幅に減少していることにまずはホッとするけれど、

不安と緊張は続きます。

それにしても今年の秋への季節の移り変わりは、気温が目まぐるしいほどに変化する日々でした。

コロナ禍ストレスと相まって自律神経のバランスを崩している人は多いのではないでしょうか?

雑誌の見出しを見ると、体調管理の記事が多くなっているように感じます。

このブログを開いてくださったあなたはお元気ですか?

 

不登校児が過去最多、摂食障害と診断される若者は昨年の1.6倍と報告されま

 した。

表面にはでなくても、鬱積された窮屈さ、心の痛みは誰もが感じています。

「子どもたちはよく頑張っている」と、教員もしみじみ語るコロナ禍の学校生活ですが、

その影響を受けながらも、心温まる生き生きした子どものエピソードをご紹介しますね。

親御さんのご了解を得ています。


*「マスクなしのキャッチボールって、最高!!」

人気のない公園、親子でボール投げを楽しんだ男児が、思わず叫んだ言葉です。

お母さんは、子どもの心からの叫びと感じたといいます。

夕食時、子どもはママに尋ねました。「ママ、今日一番楽しかったことは何?」

ママの答えを聞いて「え~っ、キャッチボールじゃなかったの?」とちょっと残念そうだったとか。 

  ~心理面からちょっとひと言~

下校の際「今日何して遊ぼうかな?」と思いめぐらせたのかもしれません。

自分で選んだボール投げ遊びは、学校からの開放感、運動の爽快感、親が付き合ってくれことなどが相乗的に働いて、とっても満たされた気分を味わったのでしょう。

それはさらに夕食時の主体的な質問につながります。

空振りの答えをしたお母さんですが、

『キャッチボールが楽しかった』と答えてほしかったみたい」と後で気づきます。

 

「自分と一緒にいることを相手もいい時間と思ってくれている」は、

ちょっとオーバーかもしれませんが、自分の存在にかかわること。

ありのままの自分が愛されている」という基本的な信頼感や安心感、そして自己肯定感につながっていくことでしょう。 

親の都合がいい時、例え10分、15分間であっても、満たされた心地よい気分を味合わせてやりたいですね。よい睡眠、翌朝の良い気分にもつながります。

 

*「○○ちゃんに会えてよかった!」

登校渋りの低学年児、「どうしよう、どうして?…」と困り果てイライラする親。

そんな苦境を救ってくれたのは、家庭訪問してくれた担任のこの一言でした。 

担任は家庭訪問前、は会ってくれないのではと不安だったかもしれません。会えたことのうれしさがそのまま子どもに伝わったのだと思います。

そして子どもは、ありのままの自分を受け入れてくれる担任への信頼をしっかり感じたのでしょうね。登校が始まりました。

 

*「明日絶対に身体悪くしないで!」

音楽学習発表会の前日、小学5年生のお兄ちゃんが妹に言いました。

お母さんいわく、

「久しぶりの学校行事にワクワクしていた、妹が体調崩して欠席すると自分も休まなくてはならないから、何日も前からきょうだいそろって体調管理に気配りしていた。」

当日参加がどれだけ重要で楽しみにしているか、子どもの想いがドッと伝わってきます。

久しぶりの学校行事は、子どもにとって、非日常のまさに「ハレの日」なのでしょう。

我慢、制約の多い今、心が浮き立つわくわく感は、それがささやかなものであっても必要なのだと思います。

 

あなたのちょっとした癒し、わくわく感はどのようなものでしょう?

 

久しぶりに草花の植え替えをしました。

元気をなくした草花の鉢の中に幼虫を見つけ、インターネットで調べるとコガネムシと判明、対処の方法を知りました。これもちょっと気分転換に。

私にとって庭仕事は面倒に思うことのほうが多く、時には苦痛です。

だから気分任せなのですが、それでもやはり土いじりは心が休まるのを感じます。

推理小説を読むのも、人と話すのも、これまで以上にうれしいひとときになっています。

 

 

*11月の予定です*

親子でボードゲームで遊びましょう。

子どもにとってワクワク、親と対等に遊んで非日常のひとときです。

 感染予防対策しています。

*連続講座《こゆるぎ》

11月7日()  10:00~11:30

             崇善公民館ホール  

 *参加自由《ふれあい》

11月21日()  10:00~11:30

             崇善公民館ホール 

ボードゲームの貸し出し、返却も受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間)

  始めてご利用の方はお問い合わせください。

貸し出しゲームは図書館と同様の感染予防対策をしています。

      :

*こころの健康電話相談  2回まで無料

  まだまだコロナ禍への不安を感じる日々だと思っています。子どもの生活は大きく変わりました。話すだけでも少しは心が緩くなるのではと思います。ご一緒に家族への対応、生活の工夫など考えましょう。ブログへのご質問もどうぞ。守秘義務は守られます。

 

内容によっては他をご紹介、またはお受けできないことがあります。お申し込みが多い場合も同様です。ご了承ください。

お申し込みは、HPお問い合わせから

相談担当は臨床心理士

  相談の日時について2,3日中にご連絡いたします。

 連絡ない場合、通信機器の不都合が考えられますので必ず電話番号をご記入ください。

尚、必ずしもご希望の日時にご対応できない場合がありますのでご了承ください。よろしくお願いいたします。

*この事業は、日揮福祉財団の助成金により実施しています。

 


2021年10月2日土曜日

「褒める」よりも「ねぎらい」を

          &

        10月のお知らせ

 

台風一過、今日は気持ちのいい秋日和となりました。台風の被害は大丈夫ですか?

 

緊急事態宣言が解除されました。

コロナ感染者数の減少にホッとしつつも、まだ安心安全気分とは言えない日々が続きます。

お元気ですか?

 

解除によって日常生活が戻りつつありますが、私自身でいえば心が追いつかない、ついつい易きほうに気分は流れ、雑誌やスマホを見入ってしまいます。

エンジンがかからず、ブログも遅くなってしまいました。

予定を気にして下さり読んでくださる方には大変申し訳ありません。

 

そんな私ですが、それでも興味関心がわいて、少しでも心揺さぶられる思いがするのはうれしいことです。

 

その一つをご紹介しますね。

13才の天才数学者梶田光さんの新聞記事を読みました。

幼いころから数字に強い関心を持ち新しい定理を発見するなど研究成果を上げているということです。

本人曰く「僕は天才じゃない、親が好きなことをさせてくれるだけ…

数学は遊びかな」

小学4年生で出会いこれまで何本もの共著論文がある79歳の相棒?大学教授は

「教えるなんておこがましい、我々には何もできません。邪魔をしないことだけです。」と語っています。

 

とってもまれな才能に恵まれた少年で、とっても遠い話に感じられますが、

記事の中にある

好きなこと、自由、遊び、邪魔をしない、多くの良き偶然…

といった言葉は特別なことではないなと思うのです。

子育てでつまづきを感じた時、解決のヒントになるのではと思います。

 

鉄道が好き、お城にはまっている、迷路づくりばかりしている…

そしてネットゲームばかりしている…

 

子どもの興味関心はそれぞれ、そこから広がる世界を大切にしてやれるといいのですが、現実はそう簡単ではないですね。悩みどころ、迷うどころでもあります。

 

お子さんが戦国時代の歴史にはまっているなら年表、地図を壁に貼ってみるのもいいですね。

部分から全体を、全体から部分を見る力がつくのでは…と思っています。

「応援してくれている親」がいると、子どもは安心し自己肯定感が育まれます。

 

ところで、

「育てる」「成長を促す」とよく耳にする言葉ですが、一体どういうことなのでしょう?

本人自身が困難を乗り越えたという感覚を体験することが重要なのだと思います。

ポイントは、①乗り越えた自分に本人が気づくこと。

本人は「あれッ」と驚きの表情を浮かべることが多いですね。

例:「三輪車が動いた!」「(折り紙が)きれいに折れた!」

「漢字が書けた!」など

       ②「できたこと」を大人は安易にほめるのではなく、「ねぎらい」の言葉をかけること。

 

最近ある専門書に「ねぎらい」について書かれているのを読み、私のなかで「ねぎら

い」が広がっています。早速マイブーム「ねぎらい」を使ってみました!

 

長い緊急事態宣言が終わった今、

あなたはどんなことをねぎらってほしいですか?

自分自身をいっぱいねぎらってやりましょう。

家族お互いにねぎらい合ったら、素直な笑顔が見られることでしょう。

 

ブログを書きだしたら、心が動き出してきた自分を感じます。

あれこれ書いてしまいました。まあいいにしましょう。

表現するって大事ですね。

 

親と子の寺子屋ふれあい自遊塾は、ボードゲーム遊びを中心に活動しています。

さまざまに多くの良き出会いを提供したいと思います。

子どもがリアルな関係の中で、「できた! わかった!」という感動を味わい、

「心が育つ」お手伝いをしたいと思っています。

 

*10月の予定です*

 

*10月17日()  10:00~11:30

             崇善公民館ホール

連続講座《こゆるぎ》再開します。

 

 *11月から参加自由《ふれあい》再開も予定しています。

 

ボードゲームの貸し出し、返却も受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間)

  始めてご利用の方はお問い合わせください。

貸し出し、返却の予約不要ですが、ご希望のゲームがある方はご連 絡ください。

貸し出しゲームは図書館と同様の感染予防対策をしています。

      :

*こころの健康電話相談  2回まで無料

  まだまだコロナ禍への不安を感じる日々だと思っています。子どもの生活は大きく変わりました。話すだけでも少しは心が緩くなるのではと思います。ご一緒に家族への対応、生活の工夫など考えましょう。ブログへのご質問もどうぞ。守秘義務は守られます。

 

内容によっては他をご紹介、またはお受けできないことがあります。お申し込みが多い場合も同様です。ご了承ください。

お申し込みは、HPお問い合わせから

相談担当は臨床心理士

  相談の日時について2,3日中にご連絡いたします。

 連絡ない場合、通信機器の不都合が考えられますので必ず電話番号をご記入ください。

尚、必ずしもご希望の日時にご対応できない場合がありますのでご了承ください。よろしくお願いいたします。

*この事業は、日揮福祉財団の助成金により実施しています。