2024年10月30日水曜日

 

「ぬり絵にはどうして黒い線があるの?」

     &

        11月のお知らせ

 

樹々が色づき秋の実りが店頭を彩っています。

秋ですね、我が家は、慌てて引っ張り出したセーターと夏物が混然としています。皆様はいかがでしょうか?

お元気ですか?風邪は引いていませんか?

 

*「ぬり絵にはどうして黒い線があるの?」

最近ぬり絵がマイブームとなっている子どもがつぶやきました。

仕上がったぬり絵の黒い線が気になったのでしょうか。

絵本の中の絵には黒い線がないこと、自分が見る外の景色にも黒い線がないことに気づいたようです。

思いがけない子どもの疑問に驚かされ、そしてなんかうらやましくなりました。大人になって長い年月を生き、自分が感じる感覚はいつの間にかくもってフタがされている自分がいます。瑞々しさを失い心の動きが鈍っているかもと思いました。こんなこと思うのは、私が通う気功体操の目標が「童心 童体 童顔」だからなのかもしれません。書いていて今、気づきました。 

そういえば、以前、自由すぎる?子どもにぬり絵が勧められたことがあったのを思い出しました。枠線の中に色をぬっていく作業?をすることで、約束ごとを守る、子どもの行動が枠の中に納まるといった効果が期待されていたようです。もちろん子どもの主体性を尊重した上でのことですが。 

さまざまなマイブームでそれぞれ夢中になって遊ぶ子どもを見ていますと、子どもにとって、遊びは命、生きることそのもの、遊びをとおしてこそ成長するのだなあと多くの場面でしみじみ思うこの頃です。

ぬり絵の枠線に気づいた子どもは、自分と相手との境界やつき合い方を学んでいるのかもしれません。育つ力を感じます。

子どもが自分の意志で遊ぶとき、そこには何らかの深い意味があるのかもしれませんね。謙虚に見守る大人でありたいと思います。

 *バスの中でほっこり風景*

赤ちゃんを抱いたお母さんがバスに乗ってきました。じっと私を見つめる赤ちゃん、思わず笑いかけお母さんとも笑みを交わしました。それだけでもほっこり気分になりますが、驚いたことに優先席に座っていらした80歳代と思われる女性が「重たいでしょう」と言ってその母子に席を譲ったのです! ちょっとためらいながら母子は座りました。お母さんは老女性の買い物カートを支えます。何と買い物カートは腰かけつき、カートに腰かけた老女性とカートを支える母子、何気に安全に気を配る乗客。

ちょっと驚きのほっこり風景、お伝えしたくなりました。 

思いついたままの拙文、読んでいただきありがとうございます。 

 11月のおしらせ   

*〈ぷらっと〉  原則第1土曜日  

11月2日(土)11:0015:00 ひらつか西海岸デポーカフェ 

       生活クラブ非会員でも参加自由   参加費0100、予約不要

ちょこっとお菓子がもらえるかも。

子ども同士、親子がひと休みできる居場所にしたいと思っています。 

*〈市民活動センターまつり〉参加出展 崇善公民館和室

  11月24日(日) 10:0015:00  参加費100 

*〈世界のボードゲームであそぼう〉  原則第4水曜日

 11月27日(水)  15:3016:30

    崇善公民館会議室1  参加費無料

    友達、親子で、一人参加歓迎です。

     放課後、ボードゲームの遊び場です。

  

スタンプカードを差し上げます。上記3か所、どの活動に参加しても、1回1ポイントプレゼント。ポイントがたまると、表情シールと論語カード、ゲームの無料貸し出しやカードゲームなどのプレゼントがもらえます。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

 好評につき継続「こころの子育て」研修 

  12月13日(金) 市民活動センター 10:0012:00

 お問い合わせはHPから

「これでいいのかしら?」と迷うこといっぱいの子育てです。

途中からのご参加もお受けいたします。 

*心の子育て相談お受けします。

担当:臨床心理士

 場所:崇善公民館および平塚市民活動センター    

 内容:赤ちゃんから思春期まで、お子様の発達成長、言動、癖、親子きょうだい関係などについて*場合によっては他機関をご紹介することがあります。 

お申し込み:HPお問い合わせからお申し込みください。

   3日以内に返信いたしますが、通信機関の不都合が生じることがあり

ますので、必ずお電話番号をお知らせください。

    お電話による相談もお受けいたします。

     相談の間スタッフがお子様のお相手をすることがあります。

     ご希望の方はあらかじめお知らせください。

     プライバシーは守られます。(緊急を除きます)

 

*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

*感染状況などにより、予定変更することがあります。

その際はブログでお知らせします。

ボードゲームの貸し出しも受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間)

  始めてご利用の方はお問い合わせください。     

 

2024年10月4日金曜日

 

「今困っている」を伝えるプログラム

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        10月のお知らせ

 

天候不順、天災いろいろなことがあった夏が過ぎ、ウロコ雲の季節になりました。季節の移り変わりがあることに安心します。季節は必ず変わる、秋は必ず来るという安心感があるから夏の暑さに耐えられた感があります。先の見えない変化はストレスの要因ともなりますが、予測できる変化は安心でもあるなあと思いめぐらすこの頃です。

お元気でしょうか? 

*夕焼けに思うこと*

先日、見渡す限り西の空一面に広がる夕焼けを見ました。

(文才がない私にはうまく表現できない!残念です)

夕焼けのなか、遠くに毅然とたたずむシルエットの富士山には一筆書きのように雲が一筋たなびいて…目に焼きついています。写真を撮っていればここでも紹介でき多くの人と共有できたのにと残念です。とは思うものの、一方撮らなかったからこそ目に焼きついているということもあるかもしれないなあと思ったりもしています。

運動会シーズン、お子様の活躍をカメラ、ビデオにしっかり収めたいと思われる親御さんは多いことでしょう。後日家族で見るのも楽しいし大きくなって見かえすのもいいものです。

いい映像を残すことも素敵ですが、ときにはスクリーン越しでなくナマでお子さんの表情や一生懸命な動きを感じるのもお勧めです。じわ~っとくるものが少し違うかもしれません。

得ることによって失うものがあるのは道理でもありますね。

物事には両面があることが多いなあと思います。ほとんどそうなのでなないかしら。新幹線に乗れば早く目的地にはつくけれど、じっくり途中の景色を味わうことはできなくなってしまいます。規律を守るなどいわゆるいい子は心の自由が失われつつあるかもしれません。 

*「困っていること(親には)恥ずかしくて言えない」* 

5歳児のグループで、思いやりや社会性が育つプログラムを実施しました。

テーマは「今、困っている、助けて、教えて」。各自が気に入った動物フィギュアと友達になっておしゃべり。今困っていることを聞いてメンバーに助けを求めます。自分にできることは何だろうと考えるメンバー。ケガをしたというペンギンには、「包帯まいてあげる」「一緒にお医者さんに行こう」。友達がいないと訴えるトカゲには「一緒に遊ぼう!」「友達になってあげるよ」とたくさんの声。今トカゲくんの気持ちは?の質問に「とっても嬉しいって」と答える子ども自身も嬉しそうです。困ったときに助けてくれる人がいるという体験は大きな安心につながりますね。終了時「なんか心がポカポカした」との感想が心にひびきました。 

赤ちゃんだった自分は今、歩けるようになり話もできる、お友達と遊べるなど成長を語りあってプログラムは終了。困っている人を助けてやることができるようにもなった、自分が困ったら「困っている、助けて、教えて」と言えるようにもなったことに気づいた子どもたちです。

「あなたが困ってると言ったら、ママやパパは必ず助けてくれるよ」と語りかけると「恥ずかしい」と何人かの子が応じました。

「困っている」は親には言いにくいのかもしれませんね。これまでの自己表現の言葉にはなかったのかもしれません。

親子の関係云々というよりも、プライドとか自我の成長も感じます。 

日常的には「できない、やって」は よくある場面でしょうが、「困っている自分」を自覚し(これを気づきといいます)自己表現できるようになってほしいと思います。いざというとき助けてもらえると思うと安心し、案外自分で挑戦できることが多いようです。

「いつもあなたの味方だよ、本当にあなたが困ったら必ず守るよ」という親の思いがしっかり伝わっていますように。

*自遊塾は、さまざまな心理教育的プログラムを組み込んだワークショップを随時提供しています。

ご希望の方はお気軽にお問合せください。 

*通りすがりの親子に声をかけたら*

朝、登園する幼児とたまたま目が合い、思わず「おはよう」と声をかけた自遊塾スタッフに「おはよう」と応えた子ども。ママとは「暑いね」「暑いですね」「行っていらっしゃい」「行ってきます」などの挨拶を交わしあったとか。ふり返る子どもを見送りながら、ちょっとしたかかわり合いに心がほのぼのしたといいます。暑い中の登園ですが、通りすがりの親子にとっても心地よい朝となったのではと思うのです。

人とのかかわりが少なくなってきた今、日常にこのようなさりげない会話、出会いを心がけていきたいと改めて思った次第です。

シニア世代、まだまだできることがありそうです。

 

 10月のおしらせ   

*〈ぷらっと〉  原則第1土曜日  

10月5日(土)11:00~15:00 

ひらつか西海岸デポーカフェ *生活クラブ非会員でも参加自由

無料、予約不要

ちょこっとお菓子がもらえるかも。

子ども同士、親子がひと休みできる居場所にしたいと思っています。

 

*〈ボードゲームであそぼう〉  原則第4水曜日

 10月23日(水)  15:30~16:30

    崇善公民館会議室1  参加費無料

    友達、親子で、一人参加歓迎です。

     放課後、ボードゲームの遊び場です。

  

スタンプカードを差し上げます。上記3か所、どの活動に参加しても、1回1ポイントプレゼント。ポイントがたまると、表情シールと論語カード、ゲームの無料貸し出しやカードゲームなどのプレゼントがもらえます。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

 *「こころの子育て」研修 5回目

  10月13日(金) 10:0012:00
           平塚市民活動センター
           参加費 800
     河合隼雄著「こころの子育て」読書会

     講師:河西恵子先生(臨床心理士)

 お問い合わせはHPから

「これでいいのかしら?」と迷うこといっぱいの子育てです。

途中からのご参加もお受けいたします。 

*心の子育て相談お受けします。

担当:臨床心理士

 場所:崇善公民館および平塚市民活動センター    

 内容:赤ちゃんから思春期まで、お子様の発達成長、言動、癖、親子きょうだい関係などについて*場合によっては他機関をご紹介することがあります。 

お申し込み:HPお問い合わせからお申し込みください。

   3日以内に返信いたしますが、通信機関の不都合が生じることがあり

ますので、必ずお電話番号をお知らせください。

    お電話による相談もお受けいたします。

     相談の間スタッフがお子様のお相手をすることがあります。

     ご希望の方はあらかじめお知らせください。

     プライバシーは守られます。(緊急を除きます) 

*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

*感染状況などにより、予定変更することがあります。

その際はブログでお知らせします。

ボードゲームの貸し出しも受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間)

  始めてご利用の方はお問い合わせください。