2024年7月1日月曜日

 

「夢をみてベッドから落ちました!」

      &

        7月のお知らせ

 

梅雨空の中、子どもたちは何回か学校のプールに入っているようです。気分は夏というところでしょうか。

もうすぐ七夕、子どもたちはわくわく気分で短冊に願いごとを書きお互いに見せ合って楽しそうです。

スクールカウンセラーをしていたころ、職員室の机にも短冊が配られ、さて何と書こうとしばし考えてしまったことを思い出します。

今、自分が書くとしたら何でしょう?

ときに立ちどまって日常から離れ、短冊への願いに思いを広げるのもいいですね。自分自身を感じるかもしれません。

 

*夢を見てベッドから落ちました!

夢の中で 私は大きな鳥、なぜか車のボンネットに寝そべっています。

「そこから降りろ!」の声に、あわてて飛び降りベッドから落ちてしまったのです。幸いケガはおでこのたんこぶと打ち身程度。 

夢からいろいろな連想が広がっていきます。

ü  鳥だったのになぜ飛び立たなかったか?

ü  何かに追われていた?それとも車の発進を妨害しようとしていた?

ü  車の色は確か赤

ü  私にとって「鳥」は何を意味する?  などなど 

そういえば、「鳥」「卵」に惹かれる時期があったなぁと思い出します。

鳥や卵をモチーフにしたブローチやインテリア小物など、イベント会場や旅先の土産物店で見つけると買い求めていました。

きっかけは30年以上前、卵の形をしたラピスラズリを目にしたこと。

臨床家としてやっていくには先ず自分のことを知らねばならないと夢分析を受けていたのです。先生のご自宅で、箱庭のアイテムの一つとしてそれはありました。私の掌にずっしり収まった実物大のラピスラズリの卵。ひどく感動したのを覚えています。分析を受けていた私には、卵は万物の誕生の象徴と思えたのです。

〈卵が先か、鶏が先か〉ではないのですが、鳥にもひかれるようになりました。

心身の深部で自分自身の解放、飛び立ちを求めていたように思います。

(ちなみに、今も我が家のカーテンには実物大の銀製の鳥が止まっています) 

夢は無意識からのメッセージといわれます。

夢を見てもすぐ忘れてしまうことが多いのですが、はっきり覚えている夢もありますね。怖い夢も、苦々しい夢もどんな夢であれ自分自身のもの。無意識からのメッセージであり、注意や警告の意味も含め自分を守ってくれるものとして受けとめ、味わい、連想を広げてやりたいと思っています。

数年間続けた私の夢分析ですが、今だにわからないことばかり。

夢分析の元祖ユングであっても自分の夢分析は難しいといっていますから、それでいいのでしょう。

今回の夢も「なんだろう?」と思いながら、連想を広げそのままにしておこうと思います。 

【余談です】

先日、あるところで夢を見てベッドから落ちた話をしたところ、

次々とそれぞれの夢が語られ、談笑のひとときとなりました。

いわく「クマに襲われ戦った、ネットで調べて納得した」

    「都知事選挙で、なぜか私は○○さんの選挙カーに乗っていた」

    「津波に襲われる夢を何度か見る」

安心できる人と自分の見た夢を語り合う…なんと心和むひとときなのでしょう。ご家族で語り合ってみませんか? 


*「今日はお姉ちゃんやめる!」   (保護者の了解を得てご紹介します)

Aちゃんの突然の宣言に驚いたお母さんです。

お母さんは「お姉ちゃんだから」とそんなに強く言った記憶がないといいます。しかしAちゃんにとっては、強く響いたのかもしれません。

心のどこかにずっとお姉ちゃんとしての役割意識があったのでしょう。

私たちは、例えば親、子ども、生徒、妻、夫、嫁、家庭や集団、職場で役割を期待されています。上手くこなしているときもあれば、ときに疲れを感じ放り出したくなることもありますね。

「お姉ちゃんやめる」宣言で自分の気持ちをしっかり表現したAちゃんです。

それに気づいたお母さんは、「お姉ちゃんをいつもやってくれているのね、ありがとう」、具体的場面で「今ちょっと無理している?」と声かけを心がけたそうです。

理解されていると感じたAちゃんは、柔軟にお姉ちゃんの役割を果たしつつ、役割に縛られない自由も得ていくことでしょう。成長が楽しみです。

自己表現、大事にしてやりたいです! 

 

*7月のおしらせ*  

 遊びながら、臨床心理士とスタッフ相手に思いがけない成長の姿を見せてくれることがあります。そんな姿をご一緒に楽しんでみませんか? 

*〈ぷらっと〉  第1土曜日開催  

7月6日(土)11:00~15:00 

ひらつか西海岸デポーカフェ *参加自由 予約不要

エッコロ共済加入家族は無料、未加入の方は1家族100円

ちょこっとお菓子がもらえるかも。

子ども同士、親子がひと休みできる居場所にしたいと思っています。

 臨床心理士とちょこっと語り合いしませんか? 

予約不要ですが、相談予約もお受けします。予約優先いたします。

ご希望の方は HP【お問い合わせ】からお申し込みください。

 

*〈こころの子育て〉講座

 7月12日(金)10:00~12:00 

講師:河西恵子先生 臨床心理士  参加費800円

ひらつか市民活動センター会議室A

お問い合わせはHPから

 

*〈ボードゲームであそぼう〉  原則第4水曜日

 7月24日(水)  15:30~16:30

    崇善公民館会議室1  参加費無料

    友達、親子で、一人参加歓迎です。

     放課後、ボードゲームの遊び場です。宿題持ってくるのもOK

     スタッフは15:00~17:00おりますので

ごゆっくりお過ごしください。

スタンプカードを差し上げます。上記3か所、どの活動に参加しても、1回1ポイントプレゼント。ポイントに応じて表情シールと論語カード、ゲームの無料貸し出しやカードゲームなどのプレゼントがもらえます。

詳しくはお問い合わせください。

*〈夏休みこどもわくわくフェスタ〉 

7月27日(土) 10:00~14:30

  崇善公民館和室  参加費1家族100円

   市民活動センター、崇善公民館共催です

 

*心の子育て相談お受けします。

担当:臨床心理士

 場所:崇善公民館および平塚市民活動センター    

 内容:赤ちゃんから思春期まで、お子様の発達成長、言動、癖、親子きょうだい関係などについて*場合によっては他機関をご紹介することがあります。 

お申し込み:HPお問い合わせからお申し込みください。

   3日以内に返信いたしますが、通信機関の不都合が生じることがあり

ますので、必ずお電話番号をお知らせください。

    お電話による相談もお受けいたします。

     相談の間スタッフがお子様のお相手をすることがあります。

     ご希望の方はあらかじめお知らせください。

     プライバシーは守られます。(緊急を除きます)

 

*ブログについてのご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

*感染状況などにより、予定変更することがあります。

その際はブログでお知らせします。

ボードゲームの貸し出しも受け付けます。

  1ゲーム300円(1か月間)

  始めてご利用の方はお問い合わせください。

 

*出張講座お受けします。

お気軽にお問い合わせください。

・ボードゲームを組み込んだ心育てのワークショップ

・心の子育て講座 乳幼児から思春期まで

         思春期から青年期まで

・ネットゲームから子どもを守る講座 などご希望に応じます。